エアライン, 機体, 空港 — 2024年8月31日 23:05 JST

天草エア「みぞか号」運航復帰 避難先仙台から帰還

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 天草エアライン(AHX/MZ)が運航する唯一の機材、仏ATR製ターボプロップ機ATR42-600型機「みぞか号」(登録記号JA01AM)が8月31日午後、避難先の仙台空港から拠点の天草空港へ戻った。航路上の天候不良で仙台の出発が予定の午前10時50分から正午に遅れた影響で、復帰初便の熊本発天草行きMZ202便も、定刻の午後2時50分から40分遅れの午後3時30分発となった。

天草空港へ戻った天草エアラインのATR42「みぞか号」(同社Facebookから)

 みぞか号は仙台空港を午後0時10分ごろ離陸。福島、新潟、能登半島、鳥取、広島、大分の上空を飛行し、熊本空港には午後2時30分すぎに着陸した。その後は熊本発天草行きMZ202便と、天草-福岡線2往復4便(MZ105/106、MZ107/108)の計5便を運航した。

 仙台には長崎空港を拠点とするオリエンタルエアブリッジ(ORC、NGK)も、保有する全2機のATR42を避難させていたが、2号機(JA20RC)が午前9時30分すぎに出発。初号機(JA10RC)も午後0時20分すぎに離陸し、長崎へ戻った。

台風10号による被害を避けるため仙台空港へ避難していた天草エアラインのATR42「みぞか号」(同社Xから)

天草空港へ戻った天草エアラインのATR42「みぞか号」(同社Facebookから)

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