エアライン — 2024年8月23日 15:04 JST

エア・ドゥ、パイロット候補生支援のクラファン

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 エア・ドゥ(ADO/HD)は、パイロットの自社養成プログラム「Lakseløp(ラクスループ)」で、パイロット候補生の経済的負担を減らす取り組みとして、クラウドファンディングを8月22日から始めた。返礼品は道内企業の協力による「旅」にまつわるものをそろえた。

パイロット候補生支援のクラファンを始めたエア・ドゥ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ラクスループの訓練課程は海外で約2年、国内で約1年の計3年間。訓練期間中はエア・ドゥの契約社員として在籍し、給与を支払う。訓練費用はエア・ドゥと候補生で分担し、候補生分は三井住友銀行(SMBC)のサポートローンを利用でき、今回のクラファンは候補生の負担を抑えるための取り組みとなる。

 実施期間は10月21日までで、クラファンサイト「READYFOR」で支援を受け付ける。ラクスループの1期生は2025年に入社を予定している。

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