気象庁は8月15日午後10時45分、非常に強い台風7号は八丈島の南南東にあり、東京・伊豆諸島南部の一部が暴風域に入ったと発表した。あす16日は航空各社の羽田・成田発着便に欠航が出ており、15日午後11時の時点で、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)、ソラシドエア(SNJ/6J)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)、ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)の6社で計786便の欠航が決まり、13万7000人以上に影響が出る見通し。
*17日朝も欠航発生。記事はこちら。
気象庁によると、台風7号は15日午後10時の時点で、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径130キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっている。
関東甲信地方では、16日夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとしている。
ANA
ANAでは、16日は羽田や成田を発着する国内線281便と国際線54便の計335便が欠航。約6万9600人に影響が出る見込み。
17日は、メキシコシティ発成田行きNH179便と香港発成田行きNH812便の国際線2便の欠航が決定。約340人に影響が出る見通し。
JAL
JALでは、16日は羽田や成田を発着する国内線281便と国際線38便の計319便が欠航。4万9710人に影響が及ぶ見通し。
スカイマーク
スカイマークでは、16日は羽田発着の46便が欠航し、約5000人に影響が出る見込み。
ソラシドエア
ソラシドでは、16日は羽田発着の48便が欠航し、約5010人に影響が出る見通し。
17日は、午前6時台と7時台の羽田発合わせて6便が欠航。約610人に影響が及ぶ見込み。
ピーチ
ピーチでは、16日は成田発着を中心に国内線23便と国際線4便の計27便が欠航。4628人に影響が出る見込み。
17日は、成田発関西行きMM312便など国内線5便が欠航。868人に影響が及ぶ見通し。
ZIPAIR
ZIPAIRでは、16日は成田発着の国際線11便が欠航し、折り返しとなる17日のシンガポール発成田行きZG54便も欠航。約3100人に影響が及ぶ見通し。
そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
関連リンク
台風情報(気象庁)
運航の見通し(JAL)
運航の見通し(ANA)
スカイマーク
運航状況(スターフライヤー)
運航の見通し(エア・ドゥ)
ソラシド エア
新着情報(日本トランスオーシャン航空)
日本エアコミューター
運航情報(フジドリームエアラインズ)
アイベックス
オリエンタルエアブリッジ
運航情報(ピーチ・アビエーション)
ジェットスター・ジャパン
スプリング・ジャパン
ZIPAIR
・台風7号、17日朝も90便欠航 機材繰りで羽田発中心(24年8月16日)