ボーイングは現地時間8月13日、ポーランド政府が戦闘ヘリコプターAH-64E「アパッチ」を96機調達するFMS(対外有償軍事援助)のLOA(引合受諾書)に調印したと発表した。19番目のアパッチ導入国で、米国以外では最多機数となる。
ポーランド政府は2022年9月に、KRUK攻撃ヘリコプター・プログラムの一環として、アパッチをポーランド軍の新しい攻撃ヘリコプターとして選定。今回の合意には、ポーランドの防衛産業によるポーランド軍が運用するアパッチの整備とサポート、訓練プログラムの確立、複合材研究所の開発支援が含まれる。
E型は当初AH-64D Block IIIと呼ばれていたもので、2012年にAH-64E「アパッチ・ガーディアン」に改称。艦船の検出と識別にも対応した火器管制レーダーなどシステムのアップグレードが行われ、複合材を使ったメインローターブレードなどを採用することで、攻撃力を向上させただけでなく生存性や保守性、同盟国との相互運用性などを高めた。
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Ministry of National Defence
AH-64 APACHE
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