エアライン, 機体 — 2024年8月13日 12:25 JST

豪ヴァージン、E190-E2を8機発注 25年後半受領、フォッカー更新

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エンブラエルは現地時間8月13日、ヴァージン・オーストラリア(VOZ/VA)がE190-E2型機を8機確定発注したと発表した。豪ヴァージングループで地域路線を担うヴァージン・オーストラリア・リージョナル(OZW/XR)が運航し、経年機となったフォッカー100(1クラス100席)を置き換える。受領開始は2025年後半で、同年10月に就航する見通し。

ヴァージン・オーストラリア・リージョナルのE190-E2(イメージ、エンブラエル提供)

 ヴァージン・オーストラリア・リージョナルは豪西部(WA)のパースを拠点とし、週250便以上を運航する。豪ヴァージングループのジェイン・ハードリカCEO(最高経営責任者)は新型機のE190-E2について「2025年後半からおもにチャーター便へ投入する」と説明。WAチャーター市場では今世紀初の新型機となるという。またE190-E2の導入により、今後3年間で150人の新規雇用創出につながるとした。

 同社が保有するフォッカー100は3機で、いずれも機齢が30年以上となっている。

ヴァージン・オーストラリア・リージョナルのE190-E2(イメージ、エンブラエル提供)

ヴァージン・オーストラリア・リージョナルのE190-E2(イメージ、エンブラエル提供)

関連リンク
Virgin Australia
Embraer

豪ヴァージン、羽田-ケアンズ25年2月運休 日本人客回復遅れ「商業成り立たたず」(24年7月23日)
エンブラエルCEO、737MAX・A320neo市場の参入否定「実現能力は持っている」(24年6月19日)
エンブラエル、1800機目のEジェット納入 ロイヤル・ヨルダンにE190-E2(24年5月3日)
エンブラエルE190-E2とE195-E2、ETOPS取得 単発2時間飛行可能に(24年3月16日)
エンブラエル、E190-E2初のメディアフライト MRJ最大のライバル、ファンボロー開幕前に(18年7月16日)
CAにやさしい手荷物収納棚やシート 特集・エンブラエルE195-E2の機内(20年2月25日)