エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2024年8月9日 14:21 JST

BA、北京10月から運休 香港も減便

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 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は現地時間8月8日、ロンドン(ヒースロー)-北京(大興)線の運航を夏ダイヤ最終日の現地時間10月26日から2025年11月まで1年間停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻により、飛行時間が伸びていることや需要減少が影響しているとみられる。

北京線を運休するBA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 BAは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、同路線を2020年1月から運休し、2023年6月から週4往復で再開。現在も週4往復で、運航日はロンドン発北京行きBA89便が月曜と火曜、木曜、土曜、北京発ロンドン行きBA88便が火曜と水曜、金曜、日曜で、機材はボーイング777-200ER型機(3クラス272席:ビジネス48席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー184席)を投入している。

 残る中国路線の上海(浦東)線(BA169/168)と香港線(BA31/32, BA27/28)は継続するものの、香港線は現在の週14往復(1日2往復)から週7往復(同1往復、BA31/32)に減便する。

 英国の航空会社では、ヴァージン・アトランティック航空(VIR/VS)がロンドン(ヒースロー)-上海(浦東)線(VS250/251)の運航を、夏ダイヤの終了とともに停止。ヴァージン唯一の中国路線で、夏ダイヤ最終日の10月26日に上海を出発するVS251便が最終便となる見通し。コロナの影響で2020年12月から運休し、2023年5月に再開したが、ロシア上空を飛行できないことによる運航コストの増加などが影響した。

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