全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空12社は8月2日、お盆期間の予約状況を発表した。対象期間は9日から18日までの10日間。国際線は堅調に推移し、予約・提供座席数はFSC(フルサービス航空会社)とLCC(低コスト航空会社)でいずれも増加した。中でもANAのハワイ路線は過去最多の予約数を記録し、JALの予約率は国際・国内ともにコロナ後の最高値となった。

航空各社が発表したお盆期間の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)
12社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比18.1%増の59万3738人、国内線は1.0%増の338万2580人。提供座席数は国際線が16.1%増の71万6900席で、国内線は0.5%減の415万3580席となった。12社平均の予約率は国際線が1.4ポイント上昇し82.8%、国内線は1.2ポイント上昇し81.4%となっている。
ANA

ハワイ・アジア方面で好調な各社のお盆予約=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAの予約数は、国際線が前年同期比