エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2024年7月30日 20:48 JST

ANA中堀CFO「ボーイングは慎重にやっている」品質問題、当面静観

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の中堀公博常務は7月30日、品質問題により納入遅延が生じているボーイング機の受領について、現時点でANAグループの事業計画に影響は及ぼさないとの見方を示した。

ANAが3月から受領を開始した787-10国内線仕様機=24年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAは、ボーイング787型機のローンチカスタマーで現在も受領を続けているほか、開発中の大型機777Xや小型機737 MAXを発注済み。777Xと737 MAXは、ともに2025年度から受領を開始する見通し。

ロンドンで737 MAXと787を増産する方針を示したボーイングのステファニー・ポープ民間航空機部門社長兼CEO=24年7月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 7月にロンドンで会見したボーイングのステファニー・ポープ民間航空機部門社長兼CEO(最高経営責任者)は、品質問題が起きている737 MAXと787の生産レートを年内に戻すことを明らかにし、安全性や品質の向上に注力していることを強調した。また、777XはFAA(米国連邦航空局)からの型式証明取得に向けた飛行試験を7月から始めている。

 グループCFO(最高財務責任者)を務める中堀常務は、「まだボーイングから


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。