エアライン, ボーイング, 機体 — 2024年7月23日 11:26 JST

ナショナル・エアラインズ、777Fを4機導入

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 ボーイングは現地時間7月22日(日本時間同日夜)、同日開幕したファンボロー航空ショーでナショナル・エアラインズ(NCR/N8)が777F貨物機を4機導入を決めたと発表した。ボーイング機を直接購入するのは同社初で、正式契約後にボーイングの受注リストに記載される。

777Fの導入を発表するナショナル・エアラインズのリストファー・アルフ会長(右)とボーイングのステファニー・ポープ民間航空機部門社長兼CEO=24年7月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ナショナル・エアラインズは貨物改修型を含む9機の747-400Fを運航しており、4機の777Fはこれらに加わる。747-400のうち2機は、かつて日本航空(JAL/JL、9201)が運航していた機体で、747-400FのN537CAが元JA402J、旅客機から改修した747-400BCFのN936CAが元JA8086となる。

 777Fの最大貨物搭載量は102トンで、航続距離は9200キロ(4970海里)となっている。

 偶数年にロンドン近郊で開かれるファンボロー航空ショーは22日に開幕。ボーイングの最初の受注発表がナショナル・エアラインズの777F導入だった。

ナショナル・エアラインズが導入する777Fのイメージ(ボーイング提供)

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