- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

HAC、規格外果物のジュース機内販売 食品ロス削減支援、9月末まで

 日本航空(JAL/JL、9201)グループで札幌・丘珠空港を拠点とする北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は7月12日、規格外の果物を使用したジュースを13日から機内販売すると発表した。2022年に始まった企画で、食品ロス削減を支援する。9月30日までの期間限定で、売り切れ次第終了する。

機内販売する「葡萄と林檎のジュース」を手にするHACの客室乗務員(左から2人目)ら(同社資料から)

HACが機内販売する「葡萄と林檎のジュース」(同社資料から)

 販売するのは札幌市の循環型農園レストラン・AGRISCAPEの「葡萄と林檎のジュース」。食品ロスを削減する取り組みとして作られたジュースで、道内の果樹園で出た規格外の果物を使用する。

 HACの全路線で取り扱う。750ミリリットル入り1本2000円で、農園で提供する食用豚の豚原皮で作ったチャームが付く。支払いは現金のみ。

 規格外果物のジュース販売は2022年に始まり、今年で3回目となる。昨年はおよそ600キロの食品ロス削減に繋がったという。

関連リンク
北海道エアシステム [1]
AGRISCAPE [2]

HAC、Instagram開設 航空券当たるフォトコン開催 [3](24年6月22日)
HAC、利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年で3号機にデカール [4](24年5月17日)
HAC、ウェブサイト刷新 予約しやすく運航状況も4段階表示に [5](24年3月16日)
HAC、丘珠空港で初の4機勢ぞろい 就航したての4号機も [6](23年10月29日)

写真特集・HAC ATR42-600初号機丘珠到着
前編 22年ぶり新機材 [7]
後編 サケや利尻昆布で北海道を表現 [8]