エアライン — 2024年7月12日 15:45 JST

HAC、規格外果物のジュース機内販売 食品ロス削減支援、9月末まで

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループで札幌・丘珠空港を拠点とする北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は7月12日、規格外の果物を使用したジュースを13日から機内販売すると発表した。2022年に始まった企画で、食品ロス削減を支援する。9月30日までの期間限定で、売り切れ次第終了する。

機内販売する「葡萄と林檎のジュース」を手にするHACの客室乗務員(左から2人目)ら(同社資料から)

HACが機内販売する「葡萄と林檎のジュース」(同社資料から)

 販売するのは札幌市の循環型農園レストラン・AGRISCAPEの「葡萄と林檎のジュース」。食品ロスを削減する取り組みとして作られたジュースで、道内の果樹園で出た規格外の果物を使用する。

 HACの全路線で取り扱う。750ミリリットル入り1本2000円で、農園で提供する食用豚の豚原皮で作ったチャームが付く。支払いは現金のみ。

 規格外果物のジュース販売は2022年に始まり、今年で3回目となる。昨年はおよそ600キロの食品ロス削減に繋がったという。

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