エアライン — 2024年7月5日 12:30 JST

JAL地上係員、浴衣姿の七夕イベント「CAになりたい」「ビジネス成功」羽田で願いごと

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 七夕を2日後に控えた7月5日、日本航空(JAL/JL、9201)は羽田空港で七夕イベントを開催した。国内線の第1ターミナルでは、浴衣を着用した地上係員が利用客を出迎えた。

羽田第1ターミナルでアンジュ保育園児の短冊飾り付けを手伝う浴衣姿のJAL地上係員=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 第1ターミナルの2階南ウイングにある8番カウンター付近に短冊と笹を用意。国内線の利用客らが、願いごとをしたためた短冊を笹に飾った。願いごとは「会いたい人に会えますように」「客室乗務員(CA)になる」「ビッグビジネス大成功」など、多種多様なものがみられた。また、ハングルなどの外国語で書かれたものも目立った。

 また、空港内にあるアンジュ保育園の園児15人が浴衣を着て訪れ、合唱を披露。『きらきら星』を日本語と英語で、「笹の葉さらさら」で始まる『たなばたさま』の2曲を歌い、利用客や保護者とみられる人たちが聴き入っていた。

 園児も「ケーキ屋さんになる」「CAになる」などの願いごとを書いた短冊を飾り付け、中には「きゅうめいしになる」と書いた園児もいた。園児は“救命士”の意味が分かっていなかったようだ。

 今回の七夕イベントは7月1日から7日まで「翼に、願いを」をテーマに展開。願いごとが書かれた短冊は国内56、海外36の空港から集められ、仙台の大崎八幡宮へ8月に奉納される。

 JALは1982年から七夕イベントを開催し、今年で42回目を迎えた。当初は各空港での開催だったが、2011年からは正式に全国展開し、JALグループが就航する国内空港と一部の海外空港で開いている。新型コロナが流行した2020年から2022年までの3年間は、カウンターに笹や短冊を用意したものの、地上係員が利用客とふれ合うイベントを自粛。2023年に対面イベントを4年ぶりに再開し、昨年は国内55空港、海外32空港から集まった1万7200枚を奉納した。

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントで歌を披露するアンジュ保育園の園児=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントで歌を披露するアンジュ保育園児を撮影する人=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでアンジュ保育園児の短冊飾り付けを手伝うJALの地上係員=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでのJAL七夕イベントで願いごとを託された笹=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

七夕イベントに参加したアンジュ保育園児をハイタッチで見送る浴衣姿のJAL地上係員(中央)=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

羽田第1ターミナルでの七夕イベントに参加したJALの地上係員=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JAL七夕イベントで「日本航空のCAになる」と名指しで願いを託された短冊=24年7月5日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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