国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)傘下のスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)が申請していた羽田空港への就航を、6月21日付で許可した。国交相の諮問機関である運輸審議会が同社の申請に対し「許可が適当」と13日に答申したことを受けたもの(関連記事 [1])。スプリング・ジャパンは、ヤマトホールディングス(9064)の“クロネコ貨物機”で8月1日から羽田へ乗り入れる。

羽田を出発する訓練飛行で飛来したヤマトのA321ceo P2F貨物機=23年12月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ヤマトHDは4月11日に、エアバスA321ceo P2F型貨物機の運航を成田空港を拠点に開始。JALグループが整備などを担い、スプリング・ジャパンが運航する。今回の許可により、羽田-札幌(新千歳)と北九州の2路線に、貨物専用便を深夜早朝帯に1日1往復ずつ運航する。
羽田-札幌線の運航スケジュールは、羽田行きIJ410便が札幌を