空港 — 2024年6月17日 06:06 JST

高松空港、ランウェイウォークや旅博 開港35周年で

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 高松空港を運営する高松空港会社は、現在の新空港が12月に開港35周年を迎えることを記念し、6月から2025年3月まで旅やアートをテーマに記念イベントなどを開催する。記念ロゴの制作や高松-札幌(新千歳)チャーター、ランウェイウォーク、旅博などを予定している。

 6年前に民営化初日を迎えた高松空港。今年12月に開港35周年を迎える=18年4月1日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 記念ロゴは、瀬戸内海の島々や香川県の特徴「おむすび山」をイメージし、県出身のイラストレーター、オビカカズミさんがデザイン。札幌チャーターは8月29日から9月2日まで、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)が運航する。

 ランウェイウォークは8月4日に開催予定で、詳細は近く発表する。新空港の開港記念日である12月14日にはセレモニーを開催し、翌15日に空港まつりを開く。

 また、香川県が「アート県」を打ち出していることから、ターミナル3階にアート作品の展示コーナーを新設し、9月上旬から公開を予定している。

 旅博は11月23日に開催予定で、会場はサンメッセ香川。高松空港から就航している都市や航空会社を紹介するイベントで、9月上旬に詳細を発表するという。一方、首都圏で香川県をPRするイベントを6月29日と30日に横浜の商業施設「MARK IS みなとみらい」で開く。

 高松は国管理空港で、旧空港が1958年6月に供用開始。滑走路が1200メートルと短く、市街地に隣接していることから、1989年12月16日に新空港が開港し、滑走路長は2500メートルになった。当初は新高松空港だったが、1991年に高松空港へ改称し、翌1992年に国際線旅客ターミナルの供用が始まった。2018年4月1日には、国管理空港では2番目に民営化され、三菱地所(8802)などが設立したSPC(特別目的会社)の高松空港会社が運営している。

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