エアライン, 機体, 空港 — 2024年6月11日 16:00 JST

IBEX、3代目むすび丸ジェット6/29就航 機内外で宮城体感

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 仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)は6月11日、宮城県のPRキャラクター「むすび丸」をあしらったた特別塗装機「むすび丸ジェット」(旧ボンバルディアCRJ700型機、登録記号JA14RJ)をリニューアルすると発表した。29日に就航する3代目のむすび丸ジェットは、飛行機の内外から宮城県を体感できる空間作りを目指した。機体デザインは就航日に開催する式典で発表する。

デザインを刷新するIBEXのむすび丸ジェット(写真は2代目)=21年4月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 むすび丸ジェットは、IBEXと宮城県が2018年1月に締結した連携協定により運航する。連携協定では仙台空港の利用促進や観光振興のほか、むすび丸ジェットの運航を通じ県の魅力をアピールし、誘客につなげる。

 3代目となる今回のキャッチコピーは「よりどり☆みやぎ」。機体外側のデザインを一新し「空を飛んで旅する喜び」「宮城が有する豊富な観光コンテンツのPR」をテーマとする。機内では客室乗務員が特別デザインのエプロンを着用し、機内誌での特集や機内各所にむすび丸をちりばめるなど、内外で宮城県をアピールする。

 初便は29日の午後2時5分に仙台を出発する広島行きFW41便。同社の全路線へ投入する。出発前の午前11時からは、仙台空港で就航記念セレモニーを開く。

 むすび丸ジェットは初代から3代目まで同じ機材を使用する。初代は2018年5月16日に就航し、2021年4月12日まで3年近く運航した。2代目は同月16日に就航し、現在も運航を続けている。初代と2代目は左右非対称のデザインを採用。初代には温泉に浸かるむすび丸やおにぎりをほおばるむすび丸などをデザインし、2代目は仙台七夕まつりをモチーフにデザインし、天の川とむすび丸をあしらった。

2代目「むすび丸ジェット」の前でおどける宮城PRキャラクターのむすび丸(中)とIBEXの客室乗務員=21年4月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

宮城PRキャラクターのむすび丸をデザインしたIBEXのデカール機初代「むすび丸ジェット」=18年5月15日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

関連リンク
アイベックスエアラインズ
むすび丸(仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会)

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