日本航空(JAL/JL、9201)は6月5日、ハワイ線を対象とした新運賃プラン「JAL Mahalo(マハロ)運賃」の販売を開始した。国連が定めた同日の世界環境デーに合わせたもので、一部相当額をハワイの環境・文化保護に取り組む団体の支援に充てる。JALによると、運賃を通じて環境や文化を支援する仕組みは日本の航空会社で初の取り組みだという。
「Mahalo」はハワイ語で「ありがとう」を意味する。新運賃の一部相当額をハワイの陸と島の保全に充て、支援機関「Mālama 1」を通じ、ビーチクリーンやタロイモ畑の復興、ハワイ固有種の保護を展開するNPO(特定非営利活動)団体を支援する。
新運賃は日本発・ハワイ発ともに対象。日本発はビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの各クラスが対象で、無料での変更に対応する。旅行開始前の払い戻しは有料となる。ハワイ発の詳細は順次発表する。JALは新運賃について「柔軟な旅程を組むことでハワイを楽しめ、環境や文化の保全にも寄与できる新たな選択肢」と説明している。
JALは70年前の1954年2月2日に、初の国際線を就航。今年でハワイ路線就航70周年を迎えた。1路線目は羽田-サンフランシスコ線で、当時は北太平洋のウェーキ島は給油で立ち寄ったほか、ホノルルを経由しサンフランシスコへ向かった。
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JAL Mahalo運賃について
日本航空
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