5月26日から6月1日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、国土交通省による日本航空(JAL/JL、9201)に対する厳重注意の記事でした。
第1位 国交省、JALに厳重注意 平岡局長「教訓生かされていない」
国交省航空局(JCAB)は27日に、JALの鳥取三津子社長に厳重注意の文書を手渡し、再発防止策を6月11日までに提出するよう求めました。対象となったのは5件の「安全上のトラブル」で、いずれも航空法上の「航空事故」や「重大インシデント」には該当しないものの、「安全上のトラブル」と分類される「その他の航空機の正常な運航に安全上の支障を及ぼす事態」に該当する事案が相次いでいることを問題視したものです。
JALで細かなトラブルが続いていますが、他社は問題ないかと言えばそうでもありません。4月7日に米子空港沖で全日本空輸(ANA/NH)の羽田発米子行きNH389便(737-800、JA69AN)が着陸のため進入態勢に入っていた際、機体が低高度になりGPWS(対地接近警報装置)が作動し、着陸をやり直した事例は重大インシデントに認定されています。湖の上で高度125フィート(約38メートル)まで下がった可能性があり、仮に市街地で起きていたら大丈夫だったのかと気になるところです。
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