日本航空(JAL/JL、9201)の2024年4月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比10.9%増の56万3617人だった。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は2.9%増の39億7769万8000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は8.9%増の31億3551万5000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は4.3ポイント上昇し78.8%だった。

4月の利用率が国際線78.8%、国内線68.4%だったJAL=24年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が0.7%減の256万4713人、ASKは1.1%減の28億5422万1000座席キロ、RPKは0.5%減の19億5200万9000人キロ、L/Fは0.4ポイント上昇し68.4%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、