エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2024年5月21日 22:35 JST

シンガポール航空、乱気流で乗客1人死亡 ロンドン発SQ321便

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 ロンドン時間5月20日にヒースロー国際空港を出発したシンガポール航空(SIA/SQ)のシンガポール行きSQ321便(ボーイング777-300ER型機、登録記号9V-SWM)が、飛行中に激しい乱気流に遭遇し、バンコクへダイバート(目的地変更)した。シンガポール航空によると、乗客1人が死亡し、複数の負傷者が出ているという。

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乱気流で死亡事故が起きたシンガポール航空(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 SQ321便には乗客211人と乗員18人の計229人が搭乗。バンコクのスワンナプーム国際空港には現地時間21日午後3時45分に着陸した。

 21日午後6時50分(日本時間同日午後8時50分)の時点で、18人が入院し、12人が病院で治療を受けており、残りの乗客と乗員はスワンナプーム空港で検査を受け、必要に応じて治療を受けているという。

 詳しい原因は調査中で、シンガポール航空の担当者も現地へ向かっている。




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