全日本空輸(ANA/NH)は5月9日、グランドハンドリング(グラハン、地上支援)業務に使用するGSE(航空機地上支援車両)の動力源に、廃食油などを原料とする次世代型バイオ燃料「リニューアブルディーゼル(RD)」を導入する実証を羽田空港で始めた。2025年3月ごろまで実証を進め、現在の軽油(ディーゼル)の代替としてCO2(二酸化炭素)削減の有効性を探る。ANAによると、GSEにRDを活用するのは国内初だという。
—記事の概要—
・既存設備活用できる「ドロップイン燃料」
・大型GSEに有効
既存設備活用できる「ドロップイン燃料」
RDは廃食油や食料と競合しない「非可食油」を原料として製造される次世代型バイオ燃料。石油由来の軽油と性状は同等だが、
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