ボーイングは現地時間4月29日、米空軍から次期多用途ヘリコプターMH-139A「グレーウルフ」を7機追加受注したと発表した。今回の契約で、総受注は26機となった。
ボーイングはLRIP(低率初期生産)初号機を今夏に空軍へ納入する見通し。今回の受注で、FRP(フルレート生産)に近づいたという。
MH-139Aは、レオナルドの商用ヘリAW139をベースに開発。パトロール、捜索・救助、兵員・貨物輸送用に設計された多用途ヘリで、ボーイングは最大80機のMH-139Aと訓練システム、関連する支援機器について、2018年9月に米空軍と契約を締結した。
関連リンク
U.S. Air Force
Leonardo
Boeing
ボーイング・ジャパン
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