世界各地の空港でラウンジを利用できるサービス「プライオリティ・パス」を提供する英コリンソンは、登録や会員資格が不要でラウンジなどを1回のみ利用できる新サービス「ラウンジキー・パス・ストアフロント」を開始した。同サービスは日本航空(JAL/JL、9201)が世界で初めて導入し、利用券の販売を4月16日から始めた。
ラウンジキー・パスは1回のみ使える登録・入会不要の利用券で、電子形式で提供する。対象は世界145カ国700以上の空港で、1500カ所以上のラウンジ・加盟店で利用できる。導入する航空会社のウェブサイトで購入でき、コリンソンによるとポイント交換プログラムの一部などでも提供することにより、ブランド差別化が図れるという。
国内では、成田空港にあるクレジットカード会社ラウンジ「I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE」や、中部空港(セントレア)にある総合リラクゼーション施設「くつろぎ処」などで利用できる。
JALはラウンジキー・パスを世界で初めて導入。大陸間路線など全世界で使える「グローバル」を46米ドル(約7100円)で、アジア太平洋のみの場合は38米ドルで提供する。食事は含まれず、JALの自社ラウンジも対象外。有効期限は購入日から12カ月間で、払い戻しは不可。
関連リンク
コリンソン
ライオリティ・パス
Lounge Key Pass(JAL)
日本航空
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