エステック(埼玉・和光市)は、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田・成田両空港のラウンジに紙製歯ブラシの提供を始めた。同社によると世界初の紙製歯ブラシで、プラスチック製の使い捨て歯ブラシによる環境負荷の解決につなげたいという。
紙製歯ブラシは3回程度使用できるもので、ホテルやゴルフ場などの使い捨てプラスチック歯ブラシの代替品を念頭に開発。100%紙製の柄は国産の紙を使用しているという。
JALは、中期経営計画で2025年度までに機内や空港のラウンジで、新規石油由来の使い捨てプラスチックを全廃する目標を掲げており、これまでに紙製品の機内食容器などを導入済み。
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