航空機リースなどを手掛けるジャパンインベストメントアドバイザー(JIA、7172)傘下のパイオニアエース航空(PAA)は4月10日、国土交通省航空局(JCAB)からビジネスジェット事業を始めるために必要な事業計画変更に関する認可を取得したと発表した。小型ジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」によるチャーターフライトを計画している。
認可は5日付で取得。全国どこへでもチャーター飛行できる「Flights on Demands」と呼ぶ方式で運航を計画しており、インバウンド(訪日)需要の取り込みによる地方への送客などを想定している。
パイオニアエース航空の本社は羽田空港の整備場地区にあり、整備基地は宮崎空港に置いている。
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パイオニアエース航空
ジャパンインベストメントアドバイザー
国内のホンダジェットチャーターの動向
・ホンダジェット優先チャーター券、FPG系オンリーユーエアが販売 1口1760万円(24年3月20日)
・FPG傘下オンリーユーエア、ホンダジェット4月就航へ 国交省が認可(23年12月27日)
・JAL、ホンダジェットのチャーター販売 ペット同伴旅行も(23年7月21日)
・ANA、ホンダジェットでチャーター参入 ホンダや双日と提携 片野坂社長「日本でも移動手段の選択肢に」(18年3月29日)
ホンダジェット
・ホンダジェット開発者の藤野氏、米航空宇宙学会からグッゲンハイム賞 過去にライト兄弟やボーイングも(24年2月12日)
・ホンダジェット、新型機「エシュロン」に 米大陸横断可のライト機、26年初飛行へ(23年10月17日)
・クルマみたいに注文できるホンダジェット 最新「Elite II」は客室も刷新(22年10月23日)
・ホンダジェット「Elite II」発表 航続距離延長や自動化、新色も(22年10月18日)