日本航空(JAL/JL、9201)は3月14日、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の開幕1年前を記念した周遊チャーターを4月14日に伊丹空港で開催すると発表した。同空港を運営する関西エアポート(KAP)との共同企画で、伊丹空港周辺10市の小学生と保護者を無料招待する。
周遊チャーターは中四国を約90分周遊。JALの特別塗装機「JALミャクミャクJET」(エンブラエル190型機、登録記号JA252J)を投入し、JALグループで伊丹を拠点とするジェイエア(JAR/XM)が運航を担う。機内ではクイズ王の伊沢拓司氏が代表を務める「QuizKnock」が監修した万博にちなんだ謎解きクイズを出題する。QuizKnockは万博スペシャルサポーターを務めている。
チャーター出発前には、JALらが万博で運航を目指す「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)の最新状況を紹介。伊沢氏が進行役を務め、仕組みをわかりやすく解説する。
開催時間は4月14日の午後0時30分から約4時間。空港周辺10市(伊丹、豊中、川西、池田、宝塚、尼崎、西宮、芦屋、吹田、箕面)在住の小学生と保護者25組50人を無料招待する。3月14日から募集を始め、25日午後1時まで特設ページで受け付ける。応募者多数の場合は抽選となる。
大阪万博は大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)を会場とし、2025年4月13日から10月13日までの184日間開かれる。
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