ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)を中核とするルフトハンザ・グループは、長距離国際線機材約20機を含む30機以上の新造機を年内に受領する見込み。同社によると、長距離国際線機材を1年間にこれほど受領したことは過去にないという。
ボーイング787-9型機は2桁の機数、エアバスA350-900型機が8機、777F貨物機が1機。長距離国際線機材を約20機としていることから、787-9は10機超程度になるとみられる。今回受領する機材はグループの航空会社のうち、ルフトハンザ ドイツ航空とルフトハンザカーゴ(GEC/LH)が運航する機材となる。
ボーイングの受注残によると、ルフトハンザの受領待ちは1月31日時点で787-9が34機、777Fが1機、開発中の大型機777Xが27機、737 MAXが40機となっている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響下の2021年には、他社で注文流れとなった未納入の787-9を5機発注するなど、ルフトハンザはコロナ後の反転攻勢に向けて柔軟な機材調達を進めている。
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