日本航空(JAL/JL、9201)グループで札幌・丘珠空港を拠点とする北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は3月6日、リチウムイオンバッテリー式の電動トーイングトラクター(牽引車)と地上電源装置「eGPU」を丘珠に導入したと発表した。北海道内の空港では初めてだという。
ディーゼルエンジンを使う従来のトーイングトラクターやGPUと比べ、バッテリー式はCO2(二酸化炭素)排出量削減や低騒音化といった導入効果が期待できる。
トーイングトラクターは豊田自動織機(6201)のトヨタL&Fカンパニー製で、屋根付きを採用。eGPUはデンマークのITW GSE製「7400 eGPU」で、多摩川エアロシステムズ(東京・大田区)が輸入代理店を務める。
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