バニラエア(VNL)は12月4日、台湾で航空券販売を開始した。ディー・エヌ・エー(DeNA、2432)の子会社ペイジェントが提供する多通貨決済サービスを利用する。
同サービスを利用することで、外貨建てクレジット決済に対応。バニラが就航する台湾など海外の利用者が、自国の通貨表記で表示された金額で航空券を購入できる。
決済した売上は三井住友カードが円に換え、ペイジェントを介して円建てでバニラに支払われる。バニラとペイジェントでは、両替や精算などの外貨扱いにかかる業務負担を軽減できるとしている。
ペイジェントにはDeNAのほか、三菱東京UFJ銀行が40%、農林中央金庫が10%出資しており、銀行資本であることを売りにしている。