日本航空(JAL/JL、9201)と傘下の商社JALUX(ジャルックス)は2月20日、機内で使用済みのブランケット(毛布)をリサイクルして商品化するプロジェクトを始めると発表した。倉敷紡績(クラボウ、3106)とエフシープランニングオフィス 市岡(大阪市)の2社と協力して展開する。第1弾は人気特撮ドラマ『ウルトラマン』『ウルトラセブン』をデザインしたTシャツなど3アイテムを販売する。
使用済みのブランケットをクラボウの安城工場でカット・粉砕し、裁断片などをわた状にする「反毛(はんもう)機械」で繊維の状態に戻す。戻した繊維にコットンを新たに加え、紡いだ再生糸からリサイクル素材の生地を生成して再加工する。リサイクル原料の含有率は20%以下だという。
第1弾はウルトラマンとウルトラセブンのシルエットをデザインしたTシャツで、このほかウルトラマンをデザインしたトートバッグも用意する。JALUXが運営するオンラインショッピングモール「JAL Mall(JALモール)」で取り扱い、4月26日から一般販売する。Tシャツのみ、2月20日から予約を受け付ける。
JALによると、今後はポロシャツとバッグ、キャップを含むゴルフ関連商品の販売を予定しているという。
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