エアライン — 2024年2月15日 20:15 JST

JAL、廃棄航空図からバッグ パイロット“長年の相棒”をアップサイクル

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループのJALブランドコミュニケーションは、パイロットが使っていた紙製のエンルートチャート(航空図)をアップサイクル(作り替え)したバッグを2月16日に発売する。トートとショルダー、スマホショルダーの3種類で、使用済みの紙の航空図をリサイクルポリエステル生地とPVC(ポリ塩化ビニル)で挟み、縫い付けて仕上げた。自社のショッピングサイト「JALショッピングJAL Mall店」などで同日午前10時から取り扱う。

航空図をアップサイクルしJALブランドコミュニケーションが販売するトートバッグ(同社提供)

 「JALチャートトートバッグ」の大きさは270ミリ×360ミリ×130ミリ。「JALチャートショルダーバッグ」は230ミリ×150ミリ×150ミリで、それぞれ1万1000円(税込)で販売する。「JALチャートスマホショルダー」は135ミリ×190ミリ×20ミリで、1つ6600円(税込)で提供する。

 航空図は、パイロットが運航ルートの確認や運航の事前準備などで使用する。従来は紙製のものを使用していたが、2022年にデジタル化したことで従来のものを廃棄することとなった。パイロットにとっては「長年の相棒」(JALブランドコミュニケーション)であったことから、再利用を計画。相談を受けた客室乗務員が発案し、商品化した。

航空図をアップサイクルしJALブランドコミュニケーションが販売するショルダーバッグ(同社提供)

航空図をアップサイクルしJALブランドコミュニケーションが販売するスマホショルダー(同社提供)

航空図をアップサイクルしたスマホショルダーを持つJALのパイロット(右)とショルダーバッグを持つJALの客室乗務員(JALブランドコミュニケーション提供)

航空図をアップサイクルしたトートバッグを持つJALのパイロット(JALブランドコミュニケーション提供)

使用していた航空図を手にするJALのパイロット(JALブランドコミュニケーション提供)

JALのパイロットが使用していた航空図(JALブランドコミュニケーション提供)

関連リンク
JALチャートトートバッグ(2/16オープン)
JALチャートショルダーバッグ(2/16オープン)
JALチャートスマホショルダー(2/16オープン)
JALブランドコミュニケーション
日本航空

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【お知らせ】
素材を当初「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」としていましたが、JALブランドコミュニケーションによると「PVC」が正しいようです。当該箇所をアップデートしました。(24年2月19日 12:10 JST)