企業, 空港 — 2024年2月8日 10:43 JST

成田空港、日立のフライト情報システム初採用 27年4月稼働

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 日立製作所(6501)は2月7日、空港の情報表示基盤「フライトインフォメーションシステム」の設計・構築・保守事業に本格参入し、成田空港に初採用されたと発表した。2027年4月に稼働開始を予定している。

日立のフライトインフォメーションシステムを初採用した成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 成田空港には約600台、最大約3.7メートル×3.5メートル×3面のディスプレイを設置。利用者や空港関係者に対し、フライト情報やコンテンツ情報などを、空港内のロビーや旅客ターミナルなどにあるディスプレイにタイムリーに配信・表示する。

 配信内容は、運航情報管理やチェックインカウンター、バゲージハンドリングなど、各種システムと連携して生成。日立は画面や筐体のデザインも含めたディスプレイ一式、情報・通信機器やソフトウェアの設計・構築を手掛け、空港運営業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)につなげる。

 日立によると、利用者をはじめ航空会社や空港のスタッフなど、ユーザーに配慮した視認性や操作性が高い画面デザインや、信頼性や可用性の高さ、拡張性に優れたシステム設計が特長だという。

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日立製作所
成田国際空港

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