日本航空(JAL/JL、9201)は2月5日、羽田-那覇線就航70周年を記念し、航空券と宿泊がセットになった「ダイナミックパッケージ」の割引クーポンの配布を始めた。第1弾は2月5日午前10時から12日まで、第2弾は20日午前10時から29日までで、いずれも先着順となる。
クーポンの割引額は3000円。出発対象期間は第1弾が2月6日から6月30日、第2弾は2月21日から6月30日で、第1弾と第2弾とも羽田発・那覇発を先着700枚ずつ配布する。
羽田-那覇線の往復直行便利用が対象で、1グループにつきオプションを除いて3万円以上で利用できる。
JALの羽田-那覇線は1954(昭和29)年2月5日就航。初便にはダグラス(現ボーイング)DC-6B型機「City of Nara」号が投入され、乗客は招待客9人と有償客11人の計20人だった。当時は沖縄返還前だったため国際線となり、日本から渡航時にはパスポートに代わる身分証明書が必要だった。
5日は、JL907/908便の乗客に那覇空港で記念品をプレゼントする。
JALは国際線も2日に就航70周年を迎えた。1954年2月2日に初の国際線となるホノルル経由の羽田-サンフランシスコ線を開設。北太平洋のウェーキ島は給油地で、DC-6Bの初号機「City of Tokyo」号(登録記号JA6201)で運航した。サンフランシスコ行きの片道運賃は23万4000円(650ドル)で、当時平均8700円だった大卒初任給の上昇率を基準に換算すると、現在の価値で約620万円に相当する。
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羽田-那覇線 就航70周年記念
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