台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は、拠点とする台湾桃園国際空港に自社ラウンジ「GALACTICラウンジ」を、現地時間2月1日にプレオープンする。「時空を旅する宇宙列車」をコンセプトとしたラウンジで、米国や一部東南アジア路線が出発するターミナル2(T2)に設置し、ファースト・ビジネスの上級クラスの乗客などが利用できる。自社ラウンジは、ターミナル1(T1)に続き2カ所目となる。
ラウンジは、T2の出発エリア3階D7ゲート付近に新設。総面積220平方メートルの2フロア構造で、内部はファーストクラス専用エリアとビジネスクラスエリアの2区画に分かれる。
ファースト専用のエリアはバーやソファ席など17席を用意。ビジネスエリアには116席を配置する。いずれも手荷物クロークやシャワー、無料Wi-Fiなどを備える。ダイニングエリアも完備し、食事やアルコール、フレッシュジュースなどを提供する。
営業時間は午前5時から午後11時30分まで。T2を出発する同社の米国とシンガポール、バンコク、チェンマイのほか、5日以降はセブ、ダナン行きが対象で、上級クラスの乗客のほか、同社のマイル会員制度「COSMILE」会員のうち上位の「INSIGHTER」「EXPLORER」会員が利用できる。ファーストクラスエリアは、同クラスの利用客のみ。
2月1日に就航する函館線を含め9路線となる日本路線は、すべてT1を発着する。
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空港情報(スターラックス航空)
スターラックス航空
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