新潟空港を拠点とするトキエア(TOK/BV)は、新潟県内企業が手掛ける菓子や茶を就航初日の1月31日から乗客に提供する。県産品を通じて新潟県の魅力を乗客にPRし、地域活性化につなげていく。
新潟県米菓工業協同組合加盟の岩塚製菓、亀田製菓、ブルボン、越後製菓の商品を2カ月ごとに提供。1月31日から3月までは岩塚製菓グループ瑞花の「米百俵 あげもち塩味」、4-5月は亀田製菓の「ハッピーターン」、6-7月はブルボンの「アルフォート」、8-9月は越後製菓の「新潟の星」を用意する。
また、茶の産地としては日本北限と言われる村上市で製造される村上茶や紅茶を提供。市内の冨士美園が製造する「村上茶ハーブティー」「雪国紅茶」「雪国緑茶」のいずれかのペットボトル(350ml)を乗客に提供する。
トキエアは当初2022年の就航を計画していたが、整備規程の修正などにより延期を繰り返し、1月31日に1路線目の新潟-札幌(丘珠)線を開設する見通しで、19日から航空券の販売を始めた。機材は仏ATR製ATR72-600型機(1クラス72席)を使用する。
航空券販売開始
・トキエア、航空券19日から販売開始 新潟-札幌丘珠1/31就航(24年1月18日)
11月29日の会見
・トキエア、1/31就航 新潟-札幌丘珠を週4日(23年11月29日)
・トキエア、仙台就航は最短24年4月 長谷川社長「2カ月くらい必要」(23年11月29日)
10月の会見で状況説明
・トキエア、就航は「整備規程の修正後」準備に注力、新たな就航日明言なし(23年10月27日)
丘珠に初飛来
・トキエア、初日は新潟-札幌丘珠2往復 6月末就航へ訓練開始(23年4月10日)
・トキエア、札幌丘珠に初飛来 路線訓練飛行スタート(23年4月9日)
初号機
・トキエア、ATR72初号機を台湾で整備 那覇経由で台南へ(23年11月20日)
・トキエアのATR72、新潟空港へ到着 制服もお披露目(22年11月5日)