日本航空(JAL/JL、9201)は1月29日、羽田-石垣線にボーイング787-8型機を8月に期間限定で就航させると発表した。JALが787を同路線に投入するのは初めてで、現行の767-300ERより提供座席数を増やす。
羽田-石垣線は1日2往復で、現在は767-300ER(座席数3クラス252席)で運航。8月1日から31日までの期間中、787-8の国内線仕様機(3クラス291席)を投入することで、提供座席数を1便あたり39席(約15%)増やす。
JALによると、期間中は2往復とも787を投入するという。
JALの787-8の国内線仕様機は2019年10月27日に就航。全4機で、主に羽田発着の幹線に投入している。全クラス全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供している。
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日本航空
石垣に初投入
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JAL 787-8国内線仕様
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(5)普通席もモニターと電源完備 787-8国内線仕様機
【お知らせ】
JALに確認していた1日あたりの787の投入便数が判明したので追記しました。(24年1月30日 11:53 JST)