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全日本空輸（ANA/NH）は1月27日、令和6年能登半島地震の発生により運休している羽田－能登線を再開させた。能登空港は25日から再開したものの、空港へのアクセス状況などを踏まえ、2月末までは臨時便を週3往復運航する。同路線は能登空港唯一の路線でANAのみが運航。再開初便には被災した家族を迎えに行く人々や災害ボランティアなどが搭乗した。
ANAの能登行きNH1451便の再開初便への搭乗を待つ災害ボランティア＝24年1月27日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
運航日は火曜、木曜、土曜で、2月29日までは週3往復運航する。運航スケジュールは、能登行きNH1451便が羽田を午前10時30分に出発し、午前11時30分着。羽田行きNH1452便は午後1時50分に能登を出発し、午後2時55分に到着する。機材はボーイング737-800型機（2クラス166席）を投入する。
再開初便となった27日の能登行きNH1451便（737-800、登録記号JA83AN）は62人（幼児なし）が利用。乗客には現地で使う用途で水2リットルを用意し、石川県出身のANA地上係員3人が手渡した。
同便は午前10時28分に羽田空港の59番スポット（駐機場）を出発し、同41分に離陸した。ANAによると、初便には支援物資の搭載はなかったという。
羽田－能登線の定期便は1日2往復で、今回の臨時便設定に伴い2月29日まで欠航する。臨時便は2月末までで、ANAは3月以降、定期便を再開させたいを考えだが、現地の回復状況などにより判断するという。
ANAの能登行きNH1451便の再開初便へ搭乗する利用客＝24年1月27日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ANAの能登行きNH1451便の再開初便へ搭乗する利用客＝24年1月27日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
ANAの能登行きNH1451便再開初便の利用客に水を手渡す地上係員＝24年1月27日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
羽田空港を出発するANAの能登行きNH1451便の再開初便＝24年1月27日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
羽田空港を出発するANAの能登行きNH1451便の再開初便＝24年1月27日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
臨時便の運航スケジュール（1/27から2/29）
NH1451 羽田（10:30）→能登（11:30）運航日：火木土
NH1452 能登（13:50）→羽田（14:55）運航日：火木土
欠航する定期便の運航スケジュール（2/29まで）
羽田→能登
NH747 羽田（08:55）→能登（09:55）
NH749 羽田（15:30）→能登（16:30）
能登→羽田
NH748 能登（10:40）→羽田（11:45）
NH750 能登（17:10）→羽田（18:15）
関連リンク
全日本空輸
運航の見通し（ANA）
のと里山空港
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