日本航空(JAL/JL、9201)の国際線新フラッグシップ、エアバスA350-1000型機の初便ニューヨーク行きJL6便(A350-1000、登録記号JA01WJ)が1月24日、羽田空港のC滑走路(RWY34R)から午前11時41分に離陸した。20年ぶりのフラッグシップ刷新で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初のドア付き個室タイプとなり、13機で同数のボーイング777-300ER型機を順次置き換えていく。
*出発時の記事はこちら。
A350-1000の座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用。ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)の「X35」と呼ばれる座席配置になっている。
JALは777の後継機として、2013年10月7日にA350を発注したと発表。これまで日本の航空会社が大型機を選定するとなれば、ボーイングなど米国製と相場が決まっていたことから、欧州のエアバス機導入は日本の航空業界に大きな衝撃を与えた。
標準型のA350-900を18機、約7メートル長い長胴型のA350-1000を13機の計31機を確定発注し、オプション(仮発注)で25機購入する契約を締結。国内線機材のA350-900は2019年9月1日に就航しており、16号機(JA16XJ)まで受領している。
今年度は3号機(JA03WJ)まで受領する計画で、2号機(JA02WJ)が羽田へ14日に到着。1路線目の羽田-ニューヨーク線は隔日でA350-1000を投入し、2号機が就航する2月2日からは毎日運航となる。3号機を受領後は、2路線目の羽田-ダラス・フォートワース線に投入する。
*写真は5枚。
めちゃくちゃ揺れてますがJAL A350-1000初便JL6便離陸時の機外カメラです。#JAL #A35K #A350 #JL6 #ビジネスクラス pic.twitter.com/49enj5HiOB
— Aviation Wire (@Aviation_Wire) January 24, 2024
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JAL国際線 AIRBUS A350-1000
日本航空
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