台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は1月22日、キーリングをプレゼントするキャンペーンを同社のX(旧Twitter)で始めた。同社の定期便就航4周年と、大型機エアバスA350-900型機の就航1周年を記念したもので、A350の初便で用意したキーリングを抽選で5人にプレゼントする。
同社の日本支社公式アカウントをフォロー後、対象のポストをA350やスターラックス、台湾旅行への思いを、ハッシュタグ「#A350と大空へ」を入れて引用ポストして応募する。締め切りは日本時間28日午後11時59分。当選者には同アカウントからダイレクトメッセージで連絡する。
スターラックスはエバー航空(EVA/BR)で会長を務めたチャン・クォウェイ(張國煒)会長が2018年5月に設立したFSC(フルサービス航空会社)で、2020年1月23日に就航。初の日本路線は同年12月15日就航の台北-関西線で、翌16日の成田線を開設し、現在は8路線に拡大した。今年2月1日には函館線の開設も予定する。
同社のA350は2023年1月20日に就航。初便は台北発バンコク行きで、現在は成田線の一部便にも投入している。座席数は4クラス306席で、ファーストクラス4席、ビジネスクラス26席、プレミアムエコノミー36席、エコノミークラス240席。ファーストとビジネスは、プライベート空間を確保するためのスライドドアを設けた個室タイプとなる。
A350の内装は、小型機A321neoと中型機A330neoから継承され、BMWグループ傘下のデザインワークスが担当。シートは落ち着いた色合いのローズゴールドをメインにアースゴールドをあしらい、温かみのある素材を採用したという。また、描かれたイラストが実際に動き、乗客を迎えるウェルカムパネルを設けた。照明は飛行時間に応じて調整し、客室の雰囲気に変化をつけられるようにした。
4Kの個人用モニターを採用し、Bluetoothによるワイヤレス接続が可能。モニターのサイズはファースト32インチ、ビジネス24インチ、プレミアムエコノミー15.6インチ、エコノミー13.3インチとした。
スターラックス航空のA350
・スターラックス航空、サンフランシスコ12/16就航 米国2路線に(23年9月13日)
・スターラックス航空、成田でファースト設定10/1から 冬ダイヤ増便、1日3往復に(23年9月5日)
・スターラックス航空、初の太平洋路線 ロサンゼルス4月就航、A350で週5往復(23年2月14日)
・スターラックス航空、エアバス3機種で編隊飛行 A350とA330neo、A321neoが集合(22年10月29日)
・台湾スターラックス航空、A350初受領 4月にロサンゼルス就航(22年10月29日)
スターラックス航空の日本路線
・スターラックス航空、函館-台北週5往復 夏ダイヤ(23年12月29日)
・スターラックス航空、函館2/1就航 日本9路線に(23年12月26日)
・スターラックス航空、徳島へ訪日チャーター 11/13から(23年11月13日)
・スターラックス航空、中部12/1就航 日本8路線に(23年9月7日)
・スターラックス航空、熊本-台北デイリーに 冬ダイヤから増便(23年9月4日)
・スターラックス航空、仙台4/1就航 初の東北路線(23年2月10日)
・台湾スターラックス航空、A330neo成田就航 関空も1月から(22年11月1日)
・スターラックス航空、那覇と札幌就航 台北から日本5路線に(22年10月29日)
・スターラックス航空、福岡就航 台北から週1往復「貨物で実績重ねたい」(22年2月17日)
・台湾スターラックス航空、放水アーチくぐり成田就航 会長自ら操縦(20年12月16日)
・台湾スターラックス航空、関空就航 日本初、台北から(20年12月15日)
スターラックス航空
・スターラックス航空、IATAに正式加盟(23年12月14日)
・スターラックス航空、台中就航へ 24年上期(23年12月9日)