デルタ航空(DAL/DL)は現地時間1月12日、エアバスA350-1000型機を20機発注したと発表した。デルタが同型機を発注するのは初めてで、2026年から受領する。
A350-1000は、デルタの保有機材では最大となり、長距離国際線を中心に投入。経年機の置き換えを進める。
A350は、標準型のA350-900と長胴型のA350-1000の2機種で構成。デルタは現在28機のA350-900を運航しており、今回の発注で10年後までにはA350を60機以上保有する見込み。
A350-900は、初号機(登録記号N501DN、機体番号3501)を2017年7月13日に受領した。米国の航空会社では初受領で、ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」は、世界で初めて発表したスライドドア付き個室タイプを採用している。
デルタのA350-900
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機材発注
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退役
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