エアバスは現地時間1月9日、台湾のエバー航空(EVA/BR)が大型機のA350-1000型機を18機と、小型機A321neoを15機の計33機を確定発注したと発表した。2機種とも同社初導入で、2023年11月に発注意向を表明していたもの。
A350-1000は2026年から2030年までの受領を予定。A321neoは18機あるA321ceoを置き換える。
エバー航空の保有機材のうち、北米や欧州など長距離路線に投入しているボーイング777-300ER型機は34機で、一部は機齢が間もなく20年に達する。また、787-10を4機、787-9を9機、777F貨物機を1機の計14機の追加発注を決めており、2027年までの受領を予定する。
・エバー航空、A350-1000とA321neo初導入へ 経年機置き換え、A321退役(23年11月10日)
・エバー航空、787-9を5機追加発注(23年3月31日)
・エバー航空、A321を初導入(12年11月1日)