アラスカ航空(ASA/AS)は現地時間1月4日、同社向け初号機となるボーイング737-8(737 MAX 8、登録記号N801AK)を受領したと発表した。同機の導入により長距離路線の開設が可能となり、今後就航する同社最長路線のアンカレッジ-ニューヨーク(JFK)線へ投入する。
同社の737-8は座席数は3クラス159席で、ファーストクラス12席、プレミアムクラス30席、メインキャビン117席。年内に7機を追加受領する見通しで、このうち4機は3月の導入を計画している。
アンカレッジ-ニューヨーク線は3386マイル(約5450キロ)で、6月13日から季節直行便として就航する。
アラスカ航空は現在、737-9(737 MAX 9、3クラス178席)を65機保有。このほか2025年には、737 MAXファミリー最大の737-10(737 MAX 10)の受領も計画している。
737 MAXは、737-800など737NG(次世代737)ファミリーの後継で、737-10のほか、最初に就航した737-800の後継となる737-8(メーカー標準1クラス189席)、もっとも胴体が短い機体が737-700の後継機737-7(737 MAX 7、同172席)、737NGで最大サイズだった737-900/-900ERの後継の737-9があり、737-8には座席数をLCC向けに増やした737-8-200(737 MAX 200、同210席)もそろえている。胴体長は、737-7が35.56メートル、737-8が39.52メートル、737-9が42.16メートルで、737-10は43.8メートルと、もっとも短い737-7と比べて8メートル以上長い。
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