全日本空輸(ANA/NH)は1月4日、羽田-能登線を24日まで欠航すると発表した。能登空港が1日の「令和6年能登半島地震」発生直後から閉鎖が続いているため。
5日から24日までで計80便が欠航し、影響者数は約4300人。能登空港の定期便は、ANAの羽田線1日2往復のみ。
能登空港では、滑走路上にひびが入り、ターミナルビルのガラスが割れたり、飲み水が断水するなどの被害が出ており、欠航が続いている。救援ヘリなどの受け入れは2日から始めている。3日午前8時には商用電源が復旧し、空調やトイレ、固定電話、館内のWi-Fiは使用可能になった。
空港アクセス道路は一部復旧したが、空港と能登各地を結ぶ乗合タクシー「ふるさとタクシー」は当面運休する。
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運航の見通し(ANA)
全日本空輸
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