エアライン — 2024年1月4日 11:20 JST

ANAとJAL、4日欠航133便 3日は218便、4.2万人影響

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 羽田空港で1月2日夜に起きた衝突事故の影響で、3日は全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社では国内線217便と国際線1便の計218便が欠航となり、約4万2780人に影響が出た。3日は年末年始の上りピーク日だった。羽田は4本ある滑走路のうち、事故が起きたC滑走路を除く3本で運用しており、4日も午前11時現在、両社だけで国内線133便が欠航し、約2万8460人に影響が及ぶ見通し。

利用客で混雑する羽田空港第2ターミナル出発ロビー。3日は120便が欠航となったANA=24年1月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAでは、4日は羽田を午前7時に出発予定だった札幌(新千歳)行きNH51便など国内線65便が欠航。約1万5400人に影響が出る見込み。3日は国内線119便と国際線1便の計120便が欠航となり、約2万5770人に影響が生じた。

 JALでは、4日は羽田を午前8時25分に出発予定だった伊丹行きJL107便など国内線68便が欠航。約1万3060人に影響が及ぶ見通し。3日は国内線98便が欠航となり、約1万7010人に影響した。

 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。

海保機との衝突で焼け落ちたJALのA350-900 JA13XJ=24年1月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

出発遅延を知らせる羽田空港第1ターミナル出発ロビーの案内表示。3日は98便が欠航となったJAL=24年1月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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