1月1日午後、石川県能登地方で震度7の揺れを観測する地震があった影響で、航空各社では北陸・東北方面の便に欠航や引き返しなどの影響が出た。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社だけで、1日は国内線25便が欠航となった。
全日本空輸(ANA/NH)では、能登と小松、新潟、庄内を発着する国内線16便が欠航。約1450人に影響が出た。羽田を午後3時29分に出発した能登行きNH749便が午後4時30分に到着予定だったが、能登空港付近で上空待機後、羽田へ引き返しと欠航が決まった。羽田午後3時55分発庄内行きNH397便も引き返し、欠航が決定した。羽田-富山線では欠航は発生していないものの、富山行きNH319便が出発遅延、富山行きNH321便は羽田へ引き返す可能性がある。
また、国内線2便が目的地を変更した。札幌(新千歳)を午後2時58分に出発した小松行きNH1174便は中部へ変更し午後5時4分に到着。那覇を午後2時23分に出発した新潟行きNH1866便は羽田へ変更して、午後5時18分に到着した。
日本航空(JAL/JL、9201)では、羽田-小松線が5便、伊丹-新潟線が2便、新潟-札幌(新千歳)線が2便の国内線9便が欠航。合わせて727人に影響が出た。
また、能登空港は1日午後7時の時点で滑走路が閉鎖中となっている。気象庁は1日、今回の地震を「令和6年能登半島地震」と命名した。
*ANAは能登全便など2日の国内線8便欠航。記事はこちら。
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・ANA、2日は欠航8便 能登全便と新潟、小松、庄内(24年1月1日)
・ジェットスター、能登地震でスト全面中止(24年1月1日)
【お知らせ】
ANAの目的地変更2便を追記しました。(24年1月1日 19:57 JST)
ANAから欠航便数と影響者数の最新情報が出たことから、情報を更新しました。欠航便数は初出時は国内線15便でしたが、1便増の16便となり、見出しと本文を更新しました。(24年1月1日 19:26 JST)