官公庁, 機体 — 2023年12月23日 14:06 JST

防衛省、新田原に臨時F-35B飛行隊新設

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 防衛省は、宮崎県の航空自衛隊新田原基地に「臨時F-35B飛行隊(仮称)」を2024年度に新設する。12月12日には、米海兵隊岩国航空基地に所属する2機のF-35Bが新田原に初めて着陸している。

米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

 F-35Bは、米ロッキード・マーチンのステルス戦闘機F-35「ライトニングII」の短距離離陸・垂直着陸型。防衛省は42機調達する計画で、2024年度末に最初の6機を新田原に配備する計画を進めている。海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」型を改修して事実上の空母化後、F-35Bを運用することを想定している。

 政府は2018年12月にSTOVL機の導入を決定し、2019年8月16日にF-35Bが選定された。最初の6機は、2020年度に機体793億円と整備用器材など235億円の計1028億円で調達。2024年度予算では、7機1282億円を計上している。

 F-35Bのほか、防衛省は2024年度予算で戦闘機の取得してF-35Aを8機1120億円、F-15の能力向上として133億円、F-2の能力向上を8機分131億円を計上した。

米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

空中給油を受ける米海兵隊のF-35B(ロッキード・マーチン提供)

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