業績, 空港, 需要, 需要実績 — 2023年12月2日 06:55 JST

成田空港、4期ぶり黒字転換 需要回復も通期据え置き=23年4-9月期

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)が11月30日に発表した2023年4-9月期(24年3月期第2四半期)連結決算は、純損益が36億7600万円の黒字(前期は185億2500万円の赤字)で、中間期としては4期ぶりの黒字転換となった。

4-9月期は4期ぶりの黒字となった成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 営業収益は87.7%増の997億8200万円、営業損益は43億3400万円の黒字(同170億4000万円の赤字)、経常損益は34億3400万円の黒字(同178億1600万円の赤字)だった。営業収益は水際対策の完全撤廃により発着回数と旅客数が大幅に回復。特に訪日客が顕著に増加したことで、3期連続で増収となった。

 2024年3月期通期予想は、旅行需要が回復する一方、世界経済の先行き不透明感などから前回予想を据え置いた。純利益は4期ぶりの黒字化を予想している。

—記事の概要—
23年4-9月期
24年3月期予想

23年4-9月期

 4-9月期の国際線と国内線を合せた総発着回数は前年同期比27%増(19年同期比22%減)の10万5164回、総旅客数は2.12倍(27%減)の1657万3402人、国際航空貨物量は22%減(10%減)の91万9602トンとなった(関連記事)。

 セグメント別では、空港運営事業は


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。