エアライン — 2023年12月1日 18:22 JST

スターフライヤー、ペット同伴サービス国内全路線に拡大 1/15から

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 北九州空港に本社を置くスターフライヤー(SFJ/7G、9206)は12月1日、ペットと飼い主が定期便の客室で一緒に過ごせるサービス「FLY WITH PET!」の対象便を、2024年1月15日から同社が運航する国内線全路線全便に拡大すると発表した。

対象便を国内線全便に拡大するスターフライヤーの機内ペット同伴サービス=21年10月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内の定期便でペット同伴サービスを提供するのはスターフライヤーが初で、2022年3月27日にスタート。ペットの健康状態が良好であることや、鳴き声などでほかの乗客に迷惑をかけないよう、十分トレニーングされていること、におい対策などが講じられていることなどが利用条件になる。搭乗前には同意書やワクチン接種証明書の確認などがある。

 ペットを入れるケージの大きさは50センチ×40センチ×40センチで、スターフライヤーが用意するほか、規定サイズ内であれば利用客のものをそのまま持ち込める。ペットは最後尾の27列目の窓側(A席かF席)を利用し、ケージをシートベルトで座席に固定。飼い主は隣のB席かE席に座る。飛行中はケージからペットを出すことはできない。

 利用料金は1匹5万円で、飼い主の運賃は別途必要になる。ペットが降りた後は、専用の用具で当該座席を重点的に清掃、消毒、消臭しているという。申し込みは同社のウェブサイトの専用フォームかコールセンターで受け付ける。

 ペット同伴サービスは、2022年3月の開始当初は羽田-北九州線の一部便で、1便あたり乗客1人とペット1匹の1組限定でスタート。その後、同年10月30日からは北九州線全便に拡大し、1便あたり2組に増やした。

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