中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)は11月28日、手荷物受取場で食品サンプルを12月8日から常設展示すると発表した。食品サンプルの製造は岐阜・郡上八幡の地場産業のひとつで、スーツケースの中に詰め込まれた大きな食品サンプルが、預け荷物を返却するターンテーブルを回る。
食品サンプルは名古屋めし盛合せと寿司の2種類で、空港内に店舗を構えるさんぷる工房(岐阜・郡上市)が製造した特注品。第1ターミナル国内線の手荷物受取場にあるターンテーブルを回り、中部地方と名古屋めしをアピールする。
名古屋めしのサンプルは手羽先とみそカツ、ひつまぶし、台湾ラーメン、エビフライの5種類を製造。寿司はいくら丼とウニ、各種握り寿司を、マグロやイカなどの海産物のサンプルとともに紹介する。
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中部国際空港 セントレア
さんぷる工房
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