ホテルなどを世界展開する仏アコーのメルキュール東京羽田エアポートが11月26日、羽田空港近くにオープンした。客室363室のほか、クルー専用ラウンジなどを設けた。
ホテルのデザインコンセプトは「TOKYO ECLECTIC」。日本の伝統的な手工芸とヨーロピアンスタイルを交えたといい、各所に漫画やアニメ、電化製品といった日本のサブカルチャーをモチーフにしたオブジェを飾った。
客室やクルー専用ラウンジのほか、レストランやバー、宿泊客用ラウンジ、ジム、会議室、シャワールームを用意。客室は上級の「プリビレッジ」のツインベッドが34室、キングベッドが42室、「スーペリア」のツインが128室、キングが159室で、面積は23.8-28.5平方メートルとなる。チェックインは午後3時から、チェックアウトは午前11時まで。
レストラン・バーの「ブラッスリー サンヴォレ」は100席で、バーは71席。また、クルー専用ラウンジでは、ウェルカムドリンクを提供する。
最寄り駅は京急空港線大鳥居駅から徒歩4分、穴守稲荷駅から同6分。地上11階建てで敷地面積は約5036.25平方メートル(約1523.46坪)、延床面積は約3336.62平方メートル(約1009.32坪)、駐車場は47台となる。
アコーは世界110カ国で5500以上のホテルやレジデンス、1万超のレストランやバーを展開。ホテルの猿丸新二総支配人によると、羽田空港周辺にはこれまで海外のホテルチェーンが出店していなかったことから、アコーとしては日本国内22店目、メルキュールブランドでは9店目として開業したという。
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メルキュール東京羽田エアポート
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