JAL、国際線70周年の復刻ツアー　初便たどりホノルル・サンフランシスコへ

　日本航空（JAL/JL、9201）とグループ旅行会社のジャルパックは11月16日、国際線就航70周年を記念した復刻チャーター便のツアー募集を開始した。国際線初便の航路をたどるチャーター便で、ホノルルかサンフランシスコ行きの初便就航地2コースを用意する。

国際線就航70周年記念の復刻チャーターツアーを開催するJAL（左と中央）＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JALの国際線は羽田－サンフランシスコ線が1路線目で、北太平洋のウェーキ島は給油で立ち寄ったほか、ホノルルを経由し運航した。チャーター便の運航日は2024年1月27日で、成田発ホノルル経由サンフランシスコ行きとして運航。当時の航路をたどるがウェーキ島は着陸せず、上空を通過する。日本着は成田か羽田のいずれかを選べる。

　ホノルル・サンフランシスコ行きの両コースとも、成田空港内にあるJALのオペレーションセンターを出発前に見学。出発ゲートでのセレモニーには、歴代制服を着用した客室乗務員が参加する。機内では現代風にアレンジした当時の機内食を提供し、チャーター便限定のプレゼントも用意する。また、現地でも各種イベントを開催する。

　サンフランシスコ行きのツアーは2泊4日で、1月30日に日本へ戻る。旅行代金は52万円から。ホノルル行きのツアーは3泊5日と4泊6日で、それぞれ1月31日と2月1日に日本へ到着する。旅行代金は39万円から。

　ツアーは抽選販売で、1次募集と2次募集で受け付ける。1次募集は11月27日まで、2次募集は12月8日午後2時にスタートし12日までとなる。エントリーはWebサイトと電話の2種類で、締め切り時間が異なる。Webサイトは最終日の午後11時59分まで、電話は午後5時まで。

　JALは69年前の1954年2月2日に、ウェーキ島とホノルル経由の羽田－サンフランシスコ線を開設。来年2月で70周年を迎える。70周年を記念し、2月1日から29日までの1カ月間は、国際線全路線で機内Wi-Fiを無料で提供する。

JALが国際線に投入したDC-6B初号機「City of Tokyo号」（JAL国際線70周年記念サイトから）

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JAL国際線就航70周年特設サイト
日本航空

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